December 23, 2011
近年の研究は、従来「個人主義者」と呼ばれてきた北米人が、実は極めて集団を重要視していることを明らかにしています。では、この「北米型集団主義」は、従来から知られてきた東アジア人の集団主義とは質的にどのように異なるのでしょうか。この問いに対し、私たちは、東アジア人は内集団(自らの所属集団)をメンバー間の対人関係のネットワークと見なし、集団内の調和を重視するのに対し、北米人は内集団を等質的な実体と見なし、外集団と比較して相対的に高い内集団の地位を獲得するよう動機づけられているとの新たな仮説を提出しました。